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《統合にいたる背景》
 IT系資格試験は、国内で約150種類が実施されていますが、その中でP検と一太郎検定はともに特別な技術者向けの資格試験ではなく、エンドユーザー・コンピューティング・スキルを問う検定試験に位置づけられます。P検は、タイピング、パソコン知識、OS、LAN、ネットワーク、インターネット、情報セキュリティ&情報モラル、アプリケーションソフト活用など、IT活用スキルを幅広く濃縮した統合型資格試験です。一太郎検定は、株式会社ジャストシステムが開発したアプリケーションソフト「一太郎」をどれだけ使いこなせるかを客観的に評価・証明するために生まれたベンダー資格試験です。


 P検のアプリケーションソフト活用分野の試験は、デファクトとなっているアプリケーションソフトとそのバージョンを選択して受検することができるようになっており、しかもその試験問題は、操作実技まできめ細かく具体的に出題されています。
 そのためP検は、アプリケーション開発メーカーが実施するベンダー資格試験としても流用できる特徴を持っており、今回、一太郎検定協会が調査した結果、P検で出題される「ワープロ」カテゴリの一太郎に関する試験問題は、一太郎検定の出題範囲、水準を適合していたことから両検定の統合に至りました。



《統合の目的》
@ 全都道府県を網羅する全国2,200校の公認試験会場(PASS認定校)を持ち、また中学・高校・大学などの文教でも普及が加速しつつあるP検の「試験会場インフラ」を活用することによる一太郎検定受験者の利便性向上
A 日本発の文書ソフトとして高いブランド価値を誇る「一太郎」との協力体制によるP検の認知の拡大
B 総合的IT活用スキルが問われる時代に突入していく中、幅広い知識や操作スキルを問うP検を一太郎検定受験者が同時に取得できる体制による、一太郎検定合格者の総合的なITの向上

 なお、主催はそれぞれの試験を両協会がそのまま継続し、試験実施はパソコン検定試験運営事務局が運営します。



一太郎検定(P検2005)
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