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(1)CISAの認定を受けるには、試験合格以外に次の事項が要求される。
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@所定の実務経験を持っていること。 |
最低5年間の情報システム監査、コントロール(管理)、セキュリティ分野のいずれかの実務経験を証明する経歴証明を提出すること。但し、以下のような経験により、この5年間の実務経験の一部を代替することが可能。 |
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最大1年の情報システムのオペレーション、あるいはプログラミング経験、あるいは1年の会計監査経験は、1年の情報システム監査、コントロール、セキュリティ分野の経験として代替することが可能。 |
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短大あるいは4年生大学の学位(60〜120の学期単位時間相当)は、それぞれ1年あるいは2年の情報システム監査、コントロール、セキュリティ分野の経験として代替することが可能。 |
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関連分野(例えばコンピュータ科学、会計学、情報システム監査)のフルタイムの大学教員としての経験は、経験年数2年を1年の情報システム監査、コントロール、セキュリティ分野の経験として代替することが可能。 |
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これらの実務経験は、認定申請日からさかのぼって10年以内、あるいは最初に試験に合格した日から5年以内の経験に限る。もし、認定申請が試験日から5年以内に提出されなければ、試験を再度受験し合格する必要がある。すべての経験は、雇用主の個別の確認が必要。
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A情報システムコントロール協会制定の「職務倫理規定」を遵守すること。 |
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(2)CISA認定を維持するには、次の事項が要求される。
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@毎年、所定時間以上の「継続教育活動」を実践し、報告すること。 |
CISAは、この資格をもつ専門家が常に最新の知識と能力を保有していることを証明するために、継続教育プログラムをもっている。最低単位時間(1単位50分計算で1年20単位時間、3年で120単位時間)の継続教育の受講が求められる。
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A毎年、CISA維持手数料を納付すること。 |
ISACA年会費の納入時に、上記継続教育時間の申請とあわせ、CISA維持手数料を国際本部に納入する必要がある。 |
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