CompTIAは1982年に設立され、IT業界内で作成された各業務の実務能力基準の認定活動などを行っているIT業界団体で、欧米を中心とし9拠点を持ち、メンバー企業として89ケ国15,000社以上の企業が参加。全世界の技術者やIT企業を対象とした職務分析調査の結果を基に、会員各社の試験作成委員により試験問題作成が行われている。
CompTIA認定資格は現在、将来に渡り世界的に必要とされている人材を、効率的に輩出するために作成され、その人材像とは、技術者としてニーズの高い職種において、実務上共通して必須とされる技術知識、スキル、問題解決能力を備えている人材を指している。CompTIA認定資格には標準的実務スキルを問う資格、ソフト(管理・運用面)スキルを問う資格、今後人材が必要とされる分野の資格に分かれ、11分野から実施されている。
また、全世界で約50万テスト(2000年度実績/世界2位)実施されているため、取得者は日本だけでな<、世界各国で認められているスキルを証明できるグローバルパスを手に入れることができる。技術者として広くニーズのある実務スキルを持つ人材としての証明書となり、時代やマーケットに柔軟に対応できる人材として認知されるなどのメリットがある。 |