急速に発展する情報関連技術とインターネットを始めとするデジタルインフラの整備環境のなかにあって､日本国内における携帯電話契約台数がNTTドコモ社及びNCC21社で7,000万台(i-modeだけで3,400万台強)を突破し､今後もその普及がIMT2000を中心に加速していく現在、そのリテラシーの整備及び方向付けについての必要性が迫られている｡そのため､モバイルを対象としたスキルや技術を評価する際に､客観的基準となる指標が必要となった。
｢モバイル検定｣とは､特定の通信会社やメーカーに依存することなく､携帯電話やPDAといったモバイル全般の活用能力について､客観的な判断基準を設けることを目指しているものである｡従って幅広いカテゴリーから出題されるかわりに､｢モバイル検定○級｣という一言で､モバイル活用能力全般の技能を証明することができる。
モバイルを取り巻く環境の急速な変化に対応した能力判定を行うために､合格認定は年度ごとに行われ､合格級の末尾に年度が表示されている。 |
