MOT制度は、時代の要請に応えたハイレベルなインストラクタの育成を目的に、マイクロソフトが厳しい基準を設けて認定する制度。ビジネスシーンにおいて最もシェアの高い統合ソフトとして知られる「Microsoft Office」の機能や操作方法の説明にとどまらず、ユーザが実践的に活用できるためのコンサルティングをも可能にするエキスパートの証明である。
多様化するパソコンユーザにとって、身近な位置で活動するMOTは安心できる羅針盤のような存在であり、その需要は一般的なビジネスシーンをはじめとして、展示会やスクール業務など、あらゆる局面で大きくなっている。社内教育担当、派遣業務、インストラクタや講師職の活動のステージには必須の資格である。
パソコン及びMicrosoft Office製品の教育を習得済みで、ネットワーク、インターネット知識のある人材を対象としている。インストラクタ経験があればなお望ましい。
MOT資格は各製品単位・バージョン単位で選択でき、MOT取得には「MOT Essentials」、「実技試験(各種MOUS試験)」に合格し、「Train
the Trainer for MOT」を受講する必要がある。 |