現在では情報通信の普及によって、情報をデジタルデータとして加工し、共有化できるのは当たり前となり、オフィスの形態や企業内でのワークフローが大きく変化している。しかも、誰もが必要とする情報を、どんな媒体であろうとすばやく正確に取り出せるファイリング・デザイナーは、企業、役所、業種、業態にかかわらず、電子媒体が存在する限り必要とされる人材といえる。また、そのような流れの中、情報の発生から活用管理、そして廃棄までをマネジメントするファイリング・リテラシーこそ情報化リテラシーの中核ともいえる。ファイリング・デザイナーおよび電子化ファイリング検定は、こうした時代のニーズにこたえたベーシックな検定試験で、年間10,000人が受験する大規模な試験である。
受験者も急増傾向にあり、その存在はますます需要が伸びると予測される。 |