エンドユーザレベルのネットワークコンピューティングスキルを認定する、インターネット実務検定試験。
インターネット、イントラネット、エクストラネットなどのネットワークコンピューティングの重要性は企業内では高まっているが、実際に必要とされるスキルを評価するホーダーラインはこれまで曖昧であった。そのようなニーズに対し「インターネット実務検定試験」は、この実践的なインターネット知識の総括的な取得資格として発足した。この試験の特徴として、ウェブサイト上で時間管理のできるプログラムを提供し、どこにいる受験者でもネット上で受験可能な環境が提供されている。
受験対象は、キャリアアップを図るビジネスマンやOL、就職試験に役立てたいと考える学生、自己啓発を目的とする中高年層などを想定。歴史が浅い試験ではあるが、時代のニーズを反映して、今後ますます需要が伸びる注目の試験といえる。
出題範囲は2002年4月から小・中学校で実施される新学習指導要領のなかで、中学校の「技術家庭」の「情報とコンピュータ」を必修として設けたものをはじめ、2003年4月より高等学校に初めて、国語・数字・英語と同様に必修として登場する新教科「情報」の教科書の内容も網羅。
これらは、学校教育現場における生徒の知識・能力の判定尺度として活用されることが期待される。
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