パソコン教室aviva

トレーニングコースの内容
(5)PKIによる電子商取引のセキュリティ確保
 PKI(Public Key Infrastructure、公関鍵基盤)という概念の概要と、デジタル証明書と暗号技術がどのようにしてパブリックなネットワークを介した電子商取引の安全性を確保するのに寄与するかを学ぶ。また、受講者の前提条件としてネットワーク及びインターネットの基礎知識を有していること、もしくは「PKIによる電子商取引入門」の受講を強く推奨している。
受講修了後の知識や技術の習得の目安は以下のとおり。
電子証明書、CA (Certification Authority,認証局)、PKI(Public Key Infrastructure、公関鍵基盤)などの基礎的な概念に関する理解
電子商取引(EC)の本質およびECシステムのセキュリティを正しく評価するための概念的枠組に関する理解
安全なECの実現に関達した暗号技術の理解:共通鍵および公開鍵暗号、電子署名、電子証明書など
これらの技術が、安全な重要アプリケーションを実現し、オープンかつパブリックなネットワーク上で信頼できる安全なECを可能にするためにどのように利用されているかを理解
CA (Certification Authority,認証局)の概念と、安全で信頼できるECを実現する上で決定的な信頼(Trust)と信頼された第三者機関(Trusted Third Parties)という問題に関する理解
重要なイントラネット/エクストラネットのための企業CAの導入に欠かせないテクノロジー(技術)、インフラストラクチャ(基盤施設)、プラクティス(実践)の概念の理解
S/MIME、SSL、SET等、証明書技術を利用した各種プロトコルに関するレビュー
ビジネス上のセキュリティ問題解決策としてのPKI 技術利用に関する事例研究
LDAPおよびX.500ネットワーク、ディレクトリ、プロトコルの背景および現状、それらがPKIやデジタル証明書技術とどのように関わっているのかという理解
LDIF(LDAP Data Interchange Format、LDAP データ交換フォーマット)によるディレクトリサーバヘのデータ反映/管理を行なう方法に関する理解
Netscape、Microsoft等のメジャーなベンダによるLDAPサポート状況に関する理解
セキュリティに対する脅威と、電子証明書を用いた対抗手段に関するデモンストレーションの実演
X.500およびLDAPサーバに関するデモンストレーションの実演。標準的なメールクライアントソフトからの利用や、X.509電子証明書のダウンロード/登録/アクセス処理など
ディレクトリ、電子証明書、PKIなどを導入するに際して発生するビジネス上の問題の理解。TCO (Total Cost of Ownership)やROI(Return On lnvestment)、パイロットプロジェクトからの開始などを含めた説明を行う



ベリサイン認定(VCA、VCE)
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