■種別
システム関連
ネットワーク |
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実施団体 レッドハット株式会社 グローバルラーニング・サービス
認定者 Red Hat, Inc (U.S.) |
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RHCE(Red Hat Certified Engineer)は、プロフェッショナルなRed Hat Linuxシステム管理の認定試験。また、実務的なスキルを測る試験であり、現在最も重要度が高いネットワークサービスに合わせて、Red
Hat Linuxを確実にセットアップして管理する能力がテストされる。システムの検証、トラブルシューティング、サーバの設置、ネットワークサービスやセキュリティシステムの構築といった実務能力の判定を重視した演習試験となっている。認定試験とは別にトレーニングコースが用意されていて、標準コースのRH033、RH133、RH253の3コースと、経験者コースRH300の1コースから構成されている。RH300は、Red
Hat Linuxを用いての現実に即した設定及び管理業務による実地体験の演習に重点を置く4日間の集中トレーニング(講義)と、最終5日目の認定演習試験で構成されている。RHCE認定試験は、RH302 RHCE認定試験のみとして単独で受験することも、あるいはRH300 RHCEコースの最終日として受験することも可能。また、認定試験とは別に、さらなるスキルの向上をめざすためのRHS(ネットワークセキュリティ)コースや開発者向けのRHD
(Red Hat開発エンジニア向け)トレーニングも用意されている。 また、RHCE (Red Hat認定エンジニア)取得に至るステップとして、RH033、RH133、RH253の標準コース各々に対して、RHAP
(Red Hat Accredited Professional)認定制度が実施されている。これは、ワールドワイドな認定資格で難易度が高いため、RHCEの上級資格として位置づけられている。上記各コースの最終日に行われる資格認定試験により、RH033では「RHAP
Bronze」、RH133では「RHAP SiIver」、RH253では「RHAP Gold」という資格認定が与えられる制度となっている。
これとは別に、RHCE受験者がRHCE合格要件を満たさなかった場合でも、一般的なネットワークアプリケーションの管理が行えるレベル(RH133 RHAP Silver)を理解していると認められる場合に、RHCT
(Red Hat Certified Technician)と認定され、資格が与えられる。 |
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