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試験の科目及び内容
(1)ITコーディネータ補
 ITコーディネータ補になるためには、ITコーディネータ補試験に合格するとともに、ITコーディネータ協会で実施するケース研修を受講・修了する必要がある。試験の合格および研修の修了の順番は問われないが、これらの2つの条件を満たすことでITコーディネータ補として認定を受げることができる。なお、試験の合格および研修の修了の有効斯筒は、合格および修了年度を含めて4年度間となる。
 出題範囲は次のとおりで、専門知識・概念が正しく理解されているか、実践の場で活かすための応用力・判断力を備えているか、これら両面から総合力の測定が行われる。

出題範囲
 ITコーディネータプロセスガイドライン(β版)およびITコーディネータカリキュラム作成ガイドライン(β版)に示すITコーディネータが行う5つの活動フェーズ(経営戦略策定/戦略情報化企画/情報化資源調達/情報システム開発・テスト・導入/運用サービス・デリバリー)およびこれらの活動を行う際に共通に必要になる能力(コミュニケーション、プロジェクトマネジメント能力/活動・成果のモニタリング、コントロール能力)
120問出題され、そのうち約4割が知識型問題、約6割が判断型問題として出題される。
知識型問題とは、ITコーディネータとしての専門知識、および概念が正しく理解されているかを問う問題で、判断型問題とは、実践の場で活かすための応用力判断力を問う問題で、設問の内容から状況を判断し解答する形式。


(2)ITコーディネータ
 ITコーディネータになるためには、ITコーディネータ補の資格を取得後、実務経験を積み継続学習を行ってITコーディネータとしての認定を受ける必要がある。また、ITコーディネータ資格取得後も、実務経験を積み、継続学習を行い、毎年資格を更新する必要も生じる。



ITコーディネータ資格認定制度
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