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試験概要

(12)システム監査技術者試験(AU)
■役割と業務
  内部監査人として、情報システムを総合的に点検・評価し、監査結果をトップマネジメント及び関係者に説明し、改善策を勧告する業務に従事し、次の役割を果たす。

@ 監査計画を立案し、監査を実施し、監査結果をトップマネジメント及び関係者に報告する。
A 情報システムに関する内部統制機能の改善を促進し、その実効性を担保することによって、企業経営はもとより、情報社会・ネットワーク社会の健全化に貢献する。


■期待する技術水準
  単に情報処理の視点からではなく、情報システムが企業及び社会に貢献できるように改善を促進するため、次の幅広い知識・経験・実践能力が要求される。

@ ビジネス要件や経営方針に合致した監査計画を立案できる。
A 情報システムの企画・開発・運用段階において効率的な監査手段を実施するための監査技法を適時かつ的確に運用できる。
B ビジネスアプリケーションが適用される業務プロセスの現状に関し、その問題点を洗い出し、問題点を分析・評価するための判断基準を自ら形成できる。
C 監査結果を論理的に矛盾のない報告書にまとめ、説得力のある改善勧告を行うことができる。
D 監査の実施に当たって必要となる情報技術及びその技術動向を理解できる。
E 外部環境の変化を捉え、組織の将来像を描き出すことができる。



情報処理技術者試験(13種)
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