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試験概要

(11)初級システムアドミニストレータ試験(AD)
■役割と業務
  利用者側において情報技術に関する一定の知識・技能を有する者であり、担当する業務の情報化を利用者の立場から推進するために、次の役割を果たす。

@ 現状業務における問題点を把握し、情報技術を活用してその解決を図る。
A 必要とする情報システムの一部構築とその支援を行う。
B 情報システムの提供者側に対する利用者の意見や要望を提起する。
C 情報システムの運用環境とシステム利用環境を整備する。


■期待する技術水準
  ユーザ企業において、担当する業務の情報化を利用者の立場から推進するため、次の知識・技能が要求される。

@ 仕事の進め方を把握し改善策を考えるためのシステム思考能力、それを支えるDFD、ワークフローなどの手法やコンピュータの活用法に関する知識を有する。
A 情報システムの開発・利用について、ヒューマンインターフェース設計、テスト及びシステム運用に関する知識・技術を有する。
B パソコンやネットワークに関する基礎知識を有する。
C 業務において表計算ソフトやデータベースソフトなどのツールを操作・活用できる。
D パソコン導入・運用・管理における実務的な知識・技能を有する。
E パソコンの様々な使い方や利用環境・オフィス環境に関する知識を有する。
F 情報化推進のための話し方・文書の書き方・ビジュアル表現方法に関する知識を有する。



情報処理技術者試験(13種)
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