文部科学省認定の情報処理活用能力検定(通称「J検」)は、情報利活用の能力を客観的に評価する検定試験である。
企業では採用の基準として「コンピュータスキル」は当然のごとく求められ、さらに基幹システム、業務システムの構築や運用保守・管理といった、以前までは専門技術とされていた分野の能力も求められている。また、普通科高校においても教科「情報」が必修科目として採り入れられるなど、高度情報社会に対応する人材育成、評価基準の必要性が高まっている。J検は各級に対応するIT人材像を級ごとに想定し、レベルに応じて幅広い受験者屠をカバーしている。公的な試験として認知度・知名度も高く、今後ますます需要の伸びる試験といえる。 |